甲州金とは(甲州金概論)

甲州金概論図(写真一覧)はこちら

私のホームページを、読んでも甲州金とは、一体どんな物なのですか、それが書いて無いので、入門(初心)者にも、解るように書いてくださいという、声をお聞きします。

そこで今般、この稿を書かせて戴きます。

時代は戦国時代、ところは甲斐の国、いまの山梨県の武田信玄と、その父信虎の治政の、頃のことです。16世紀の中ごろの、永禄10年(1567年)前後に、甲州の金山の開発が本格的になり、多数の金山が順調に、産金しました。軍用金という需要が、ピークを迎え、皆が血眼になって、金を掘りました。砂金は竹流金・碁石金・蛭藻金(譲葉金)となり、一両金(露金)・古甲金・新甲金になったと、思われます。

従来の説では、蛭藻金の小型のものが蛭藻金で、大型の物が譲葉金と、云われていましたが、蛭藻金の小型の物は、碁石金を延金にした物で、大型の物は大判金の元と成る物と、考えた方が筋が通る気がします。実物を見てみると、そんな感じがします。多分時代が少しずれるのでしょう。後学の成果を待ちましょう。