甲州金の贋物について

甲州金贋物の画像一覧はこちら

おかげさまで、現在550点の真正品を、所蔵しております。
おおよその品は、一見すればその真・偽が判りますが、中にはどうしたものかと、悩む物も少なからずあります。

まずはじめは色です。古い物は純度が良く、良い金色をしています。金の含有が少なくなるにつれ、白(灰色)になります。それぞれの時代に、それぞれの金色があります。極端にそれとあわないものは、避けた方が無難です。まあこんなところかなと、云う物を買いましょう。古甲金や無背・背忠はよい金色です。中安・下安はそれより落ちます。かなり流通したもので、白色と云うよりグレーで黒い感じです。背重・背定は中安・下安より、金色があります。保存の良いものは、未使用に近い極美品の状態の物も稀少あります。状態については最後に話しますが、長く流通したものは、金色がはげて白いグレーが一般ですが、少しうすい緑色(青色)となります。あまり緑色の全体に濃いものは、さけておきましょう。
あと保存の状態により、蛍光灯や薬品等により、色が全体的に、変わります。これは人為的なミスなので、すぐ判ります。なるべく良くしようと思い、悪くしてしまうことも、よくあることです。金貨の計測中に、デジタルノギスの刃があたり、傷ができてしまい、画像にはない傷が、現物にあると云う何とも、初歩的なミスです。なんだろう?気づいた時には、御苦労さんでした。